世界観は外側からではなく「中心」からつくる

多くの人は世界観を外側から組み立てようとする。

• 内装をどうするか
• 制服をどうするか
• メニューをどうするか
• どんな投稿をするか

もちろんそれも大事だけれど それだけでは「雰囲気」レベルに留まってしまう。

本当に強い世界観は 中心の一点（重心）を先に決め、 そこから外側を従属させていく。

母艦＝概念の中心点

母艦思想でいう「母艦」とは 世界観の母体でありジャンルの解釈を決める中心点のこと。

それは店舗でもブランドロゴでもなく、

• このジャンルは何のために存在するのか
• この都市でこのサービスが果たす役割は何か
• ここに来る人の感情をどう受け止める場所にするのか

という問いに対する 一貫した意味の回答そのもの。

母艦思想の5ステップ

横浜リフレというジャンルを中心から握る

横浜リフレはまだ完全には定義されていないジャンル。 だからこそ母艦思想と相性が良い。

店を増やすより先に 言葉と物語で「重心」をつくっておくと

• 新しく出てくる店
• まとめサイト
• 口コミ
• SNSの語り方

これらが少しずつその重心に引き寄せられていく。

それは派手な覇権争いではない。 ただ静かに、

• 「横浜リフレってこういうイメージだよね」

という共通認識の中心を自分側にずらしていく作業。

ジャンルを支配するとは「意味の方向」を決めること

支配という言葉は過激に聞こえるけれど 実際に起きているのはもっと地味。

ジャンルを支配するとは そのジャンルがどちら向きに進化していくかの方向ベクトルを握ること。

横浜リフレを

• 消費と消耗の方向に滑らせるのか
• 静けさと回復の方向に育てるのか
• 物語と都市論の方向に拓いていくのか

その選択に母艦思想は直接関わっている。